それまでの意思やエネルギーを引き受けながら、 ドラスティックにではなく、 時代の少し先へとアップデートして行く。 無くすのは一瞬であるが、 可能な 限り残しながら、 植物園であったグラスハウスは自然の風を受け入れて、 屋内公園へと位置付けを変える。 生育のために特殊な設備が必要だった学術 的に珍しいものや、加温が必要な品種はなくなってしまうが、 どこかで面影 を感じ、新たに迎い入れたものを時間をかけてじっくり育てる。 触れられな かったものに触れ、 踏み込むことができなかった場所へ足を踏み入れることが できるように。 鑑賞から体験へ。

While carrying forward with the previous intentions and energy, we are updating things not drastically, but one step at a time. The Glasshouse-once a botanical garden-will be transformed into an indoor park, welcoming natural breeze. Although some scientifically rare plants-which required specialized equipment and heating for growth-will disappear, we will be able to explore areas that were previously inaccessible and experience things we couldn’t touch before. It’s a shift from mere observation to an immersive experience.

みとろの丘／グラスハウス
兵庫県加古川市上荘町見土呂845-16